注文住宅の外構予算はいくら用意しておけばいいの?

戸建て住宅を建てる時、忘れてはならないのが外構予算です。(外構とは)通常外構工事は付帯工事やその他工事などに分類されており、あまり意識することのない項目です。ですが、金額的には無視できない内容だということはあまり知られていません。たま~に外構予算に関しての記事を見つけて読むと、そこにはこう書かれています。

「建物本体価格の2~3割程度見込んでおきましょう」

建物本体価格の2~3割と言うと、大手ハウスメーカー系で3000万として600~900万。工務店系2000万として400~600万です。なかなかの金額ではありませんか!実際はどうかというと、お客様でここまでご用意されている方はあまりいらっしゃいません。私が出会ったお客様は100万くらいと考えていらっしゃる方が多かったですね。

そりゃあそうだと思います。家だけでも大変なのに、外構に何百万も用意できるのはよっぽどお金持ちか、情報収集をしっかり行った計画的な方だけです。さて、じゃあ実際いくらかかるのか?建物価格の2割?3割?それとも100万円?

答えはズバリ、見積もってみるまでわかりません。外構予算というのは二つの項目によって大きく変動してしまうからです。その二つについて考えてみましょう。

土地の高低差

ひとつめは土地の高低差です。

まずこちらの画像。道路とフラットな土地です。

平坦な土地

次にこちらの画像。道路から1M高い土地です。

高低差のある土地

全く同じ建物、同じ広さの土地ですが、道路との高低差が違います。どちらが外構予算がかかるでしょうか。もちろん高低差がある方ですね。この場合土を出したり、擁壁や階段を造ったりそれだけで100万くらい余分にかかります。

まず一つ目、外構工事の金額は高低差が大きければ高くなる。これを覚えておきましょう。

では、高低差が全くない方が良いのかというとそういうわけでもありません。周辺の土地に比べて低い地域の場合、大雨の時に水が道路にあふれ、床下浸水してしまうリスクがあります。これを避けるために、40~60cm程度道路から高くなっている土地がお勧めです。

土地の面積

次に大事なのが土地の面積です。

二つの画像を見比べてみてください。

高低差のある土地 広い土地

どちらも全く同じ建物、同じ高低差。でも土地の広さが4倍違います。下の土地はこれだけ広大だと、敷地外周にフェンスを設置するだけでもかなりの金額になります。庭も土のままにしておくと雑草が伸び放題で大変なことになりますから、砂利や防草シート、芝生を敷く必要がありますね。上の土地より費用がかかるのがわかると思います。

建物本体の何割という考え方は意味がない

土地の高低差と面積、この二つに加えて仕様により外構予算は決まります。建物本体の何割という計算は意味がないということがわかっていただけたでしょうか。外構費用ってやつは結構かかるから用意しておいてね!くらいの意味だと思ってください。(ただ、建物価格の3割用意しておけばそこそこ立派な外構ができるケースが多いでしょう。)

ですから、打ち合わせのかなり早い段階で一度、外構ラフプランと概算見積もりを取っておくことを強くお勧めします。ここで大枠の予算をつかんだ上で建物の仕様を詰めていきましょう。そうすることで予算オーバーを防ぐことができますよ。

外構工事をどの業者に依頼するかは、こちらの記事をご参考になさってください。

「外構工事をどの業者に頼む?」

参考予算(あくまで参考ね!)

早めに見積もりを取るのが大事ということはわかった。でもだいたいどのくらいなのか知りたい・・・。そんな方のために、これくらいあれば最低限(車庫コンクリート打ち、ポスト、表札、インターホン、アプローチコンクリート打ち)はできるだろうという金額を書いておきます。業者によっても違いますし、敷地条件によっても違うので目安として考えてくださいね!見積もり取ってくださいね!

  • 70㎡程度の都市型住宅 50万
  • 100㎡程度 100万
  • 140㎡程度 150万
  • 200㎡程度 200万

いずれも高低差はなしとし、庭部分は土のまま、施工は外構専門業者とします。

まとめ

外構工事、意外とお金がかかるものだということがお分かりでしょうか。付帯工事にひとくくりにされて、あまり情報がないのが本当に不思議です。数百万って貯金するのすごく大変ですよね。頑張って貯めた住宅資金、大事に使ってください!

 







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