【2018宅配ボックス】LIXILの宅配ボックスKT・リンクスボックスレビュー 

エクステリア&ガーデンデザイナー ふじさきかなこです。

今回はLIXILの宅配ボックス「宅配ボックスKT」「リンクスボックス」のレビューです。

先日、エクステリア日本最大級展示会「EXE2018」に行って2018年の新商品をチェックしてきました。一番の目的は各社の宅配ボックスを徹底的にリサーチすること。真剣に比較した中で、 一番目を引いたのが、今回ご紹介するLIXILの新商品「宅配ボックスKT」です。

 

宅配ボックスの選び方のポイントをこちらの記事にまとめています。まずはこちらからお読みください。

「 戸建て住宅の宅配ボックス 選び方のポイント5つ 」

 

それでは、現行商品の「リンクスボックス」と合わせて、さっそく紹介していきたいと思います。

LIXIL新商品 宅配ボックスKT

では私イチオシの新商品「宅配ボックスKT」からご紹介します。

2018年4月2日発売の新商品です。

   

(画像出典:LIXIL公式HPニュースリリース

設置方法は据え置きタイプとポールタイプの二種類。カラーはベーシックな3色のラインナップです。

この商品、何がそんなに目を引いたかというと値段が安いことです!!この容量で5万以下は今までなかったと思います。

エクステリアメーカーの宅配ボックスは、ネットショッピングで気軽に買える商品と比べて割高なのがネックでしたが、必要最低限に機能を削ぎ落とし取り入れやすい価格に抑えてきました。

ただし、4万円台なのは本体のみの価格です。本体だけでは設置できないので、カタログちょっとずるい・・・。

セット価格では次のようになります。(全て定価 税別)それでも安いと思います。お買い得です。

据え置き仕様コンパクト  ¥61,000

据え置き仕様スタンダード  ¥67,000

ポール仕様コンパクト(シャイングレー)  ¥81,000

ポール仕様コンパクト(ブラック・ホワイト) ¥88,000

ポール仕様スタンダード(シャイングレー) ¥85,000

ポール仕様スタンダード(ブラック・ホワイト) ¥92,000

リフォームでポールタイプを後付けする場合は、このほかにベースプレート(¥20,000)がかかります。全て定価なので、実際はここから何割か安くなります。(お店による)

配達時

配達時の流れです。

01 錠カバーの小窓が受け取り可であることを確認

02 配達員が扉を開けて荷物を入れる

03 扉裏側にある印鑑(シャチハタ等を自分で用意)で受領印を押印

04 扉を閉めて、表のツマミをまわし施錠(小窓が使用中に変わる)

荷物の取り出し

荷物を取り出す時の流れです。

01 小窓が使用中になっていたら錠カバーをあける

02 ダイヤル錠で暗証番号3ケタを合わせ開錠

03 荷物を取り出す

04 ダイヤル錠をずらして、扉を閉める。

基本スペック

  • コンパクト 内寸100サイズ(W400H350D220 15Kgまで)
  • スタンダード 内寸120サイズ(w400H500D290  20Kgまで)
  • 前入れ前出しのみ
  • 扉裏シャチハタ使用
  • ダイヤル錠(3ケタ)
  • カラー3種類
  • 設置タイプ 据え置き、ポール建(ベースプレートあり)
  • 電源不要

(この情報は2018年5月現在のものです)

公式HP:LIXIL 宅配ボックスKT

宅配ボックス上位モデル リンクスボックス

次はLIXILの現行モデル、リンクスボックスの紹介です。

こちらは宅配ボックスの上位機種、ハイスペックなモデルです。

(画像出典:LIXIL公式HPリンクスボックス

リンクスボックスの一番の特徴は、ホームネットワーク(別売)につないで、荷物のお届けをスマホやタブレットなどに連絡してくれることです。また、ホームネットワークにつないだ屋外カメラを設置しておけば、宅配業者さんや不審者にスマホから話しかけることもできます。 盗難やいたずら防止が心配な方には嬉しい機能ですよね!

その他、タッチパネル式電子錠を採用していたり、内部にLED照明がついていたりと機能が充実しています。気になる電源は電池。電気工事は不要です。

残念なのが、サイズが宅配100サイズ1種類のみということです。できたら、もうひとつ大きいサイズがほしいところ。今後に期待です。

セット価格は次の表の通りです。(定価 税別)

ポール仕様

前入れ前出しタイプ

ポール仕様

前入れ後ろ出しタイプ

壁埋め込み仕様

前入れ後ろ出しタイプ

¥115,500¥128,500¥99,200

宅配ボックスKTより高いです。 ホームネットワークにつながないのであれば割高になりますので、宅配ボックスKTをおススメします。

リフォームでポールタイプを後付けする場合は、このほかにベースプレート(¥20,000)がかかります。ホームユニットは別売り25,000円です。屋外カメラは電源直結式43,000円、電源コード付き45,000円です。(LIXIL ホームネットワークの詳細はこちら)

全て定価なので、実際はここから何割か安くなります。(お店による)

配達時

配達時の流れです。

01 錠カバーの小窓が受け取り可であることを確認

02 配達員が扉を開けて荷物を入れる

03 扉裏側にある印鑑(シャチハタ等を自分で用意)で受領印を押印

扉内側にあるツマミをまわして扉を閉めます。

04 扉を閉めると施錠され、投函メッセージが送信されます。

荷物の取り出し

荷物を取り出す時の流れです。

01 小窓が使用中になっていたら錠カバーをあける

02 タッチパネルで暗証番号(4ケタ)を入力

03 荷物を取り出す

04 扉を閉める

基本スペック

  • 内寸100サイズ(W220H480D350 15Kgまで)
  • 前入れ前出し、前入れ後ろ出し
  • 扉裏シャチハタ使用
  • 電子錠(4ケタ)
  • カラー2種類
  • 設置タイプ ポール建(ベースプレートあり)、埋め込み
  • 電池式
  • ホームネットワーク接続可能

(この情報は2018年5月現在のものです)

LIXIL リクシル リンクスボックス 8KCB01 8KCB02 【 宅配ボックス 一戸建て用 】戸建て用宅配ボックス「宅配ボックス LIXIL リンクスボックス ポールセット 前入れ前出し」

公式HP:LIXIL リンクスボックス

LIXILの宅配ボックス まとめ

今回はLIXILの宅配ボックス2モデルを紹介しました。

宅配ボックスKT・・・シンプルな機能。エクステリアメーカー最安値。

リンクスボックス・・・ホームネットワークにつなげるハイスペック機種。いたずら防止に力を発揮。

それぞれの特徴を見比べて、ご自宅にぴったりな宅配ボックスを選んでみてくださいね。

(この情報は2018年5月現在のものです)