エクステリア&ガーデンデザイナー ふじさき かなこです。
宅配ボックスレビューシリーズ、今回はユニソンです。
ユニソンはもともと西日本限定のエクステリアメーカーだったのですが、今は関東にも進出している勢いのあるメーカーです。ユニソンと言えばデザインがよい!私は、西日本限定メーカーだった時にもカタログだけは取り寄せて参考にしていました。今回ご紹介する宅配ボックスもシンプルでかっこいい商品がそろっています。
ユニソンは宅配ボックスの老舗パナソニックに負けない品揃えが魅力。商品展開は3アイテム、大型・複数アイテムが受け取れる「VICO」、コンパクトな納まりの「COLDIA」、大容量タイプ「Kate」です。
今回は一番使い勝手がよさそうなVICO(ヴィコ)をご紹介します。(2018年6月発売予定)
宅配ボックスの選び方のポイントをこちらの記事にまとめています。まずはこちらからお読みください。
Contents
ユニソンの宅配ボックス VICO(ヴィコ)
ヴィコの特徴は、ポストと一体型、複数宅配ボックス、大型宅配ボックスから選べるところです。ライフスタイルに応じて、ぴったりの組み合わせを見つけられます。
組み合わせは3種類
3種類の組み合わせから選べます。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
・ヴィコDB60+80(ポストあり)
大型郵便ポストと一体型の宅配ボックスです。宅配ボックスは60サイズ、80サイズの2つ付いています。小型の宅急便をひんぱんに利用する方におススメです。
・ヴィコDB100(ポストあり)
大型郵便ポストと100サイズの宅配ボックスが付いているタイプ。100サイズは駅のコインロッカーくらいの大きさ。エクステリアメーカーの宅配ボックスはこの100サイズが多いです。
・ヴィコDB120(ポストなし)
すでに郵便ポストは付いている方、大型の宅配ボックスを希望する方向け。
カラーは木調パネル3種類、アルミカラー3種類から選ぶことができます。木調パネルのタイプは少ないので、やわらかい雰囲気がお好きな方におススメです。
設置方法は4タイプ
他社と比べ設置方法が多いのも、ヴィコの魅力です。
設置方法は4種類。壁埋め込みとスタンド、据え置き、機能門柱組み込みが選べます。
壁にスッキリと埋め込めます。前入れ前出し、前入れ後ろ出し、両方選べるのも嬉しいところ!埋め込みタイプは前入れ後ろ出しタイプが主流なので、前入れ前出しも選択できるのはありがたいです。左開き、右開きも選ぶことができます。
スタンドタイプ。なんと、2つ宅配ボックスを設置することができます。ヴィコDB60+80(ポストあり)+ヴィコDB120の組み合わせにすれば、大型郵便は郵便ポスト、小型の宅配、中型の宅配、大型の宅配合計3個まで一度に受け取ることができます。
ネットショッピングが多い方にイチオシの組み合わせです!宅配ボックスが3個あればさすがに、宅配が多い日でも受け取れるでしょう~。リフォーム対応品で後付けも可能です。
据え置きタイプ。玄関の脇などに設置することができます。重たい荷物が多い方はこのタイプがいいですね。リフォーム対応品で後付けも可能です。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
機能門柱に組み込むタイプ。すっきりとおさまります。
安心の防犯システム
ヴィコは防犯面でも安心できる商品です。
まずひとつめの特徴は、内扉があること。外から、宅急便が届いているかどうかわからないようになっています。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
外扉を開けるとこのように内扉があり、そこに宅配ボックスを使用中かどうかわかる表示があります。宅配ボックスの表示によって留守か在宅か判断の材料になるので、空き巣が気になる方にはこの内扉方式は安心ですね。(ただし、荷物の取り忘れには注意)
また内扉があることにより雨が入りにくい設計になっています。
もうひとつの特徴は、専用の受領印を採用していること。受領印は外扉の背面にあるのですが、シャチハタではなく、専用の宅配便受領印です。これなら印鑑の盗難、いたずらにも安心です。
オプションで断熱ボックスを設置可能
宅配ボックスは外に設置しますよね。ですから真夏には内部の温度はかなり高いことが予想されます。化粧品や精密機器など、高温の状態で何時間も置いておくのは考えてしまう場合がありますよね。
そんな時に役立つのが断熱ボックス。ぴったり納まる専用の断熱ボックスが用意されています。中に保冷材を入れて使用します。ただ、専用ボックスは定価9,800円(税別)と高価なので、市販の保冷ボックスを入れて使ってもいいと思います。
※クール便は受け取れません!あくまで、アツアツにならないように使用するボックスです。
ヴィコの値段は?
それでは気になるお値段です。
ヴィコDB 60+80ポストあり
- 壁埋め込みセット 111,800円-121,800円
- スタンドセット 128,000円-138,000円
- 据え置きセット 118,000円-128000円
左が前入れ前出し、右が前入れ後ろ出しの値段です。
ヴィコDB 100ポストあり
- 壁埋め込みセット 111,800円-121,800円
- スタンドセット 128,000円-138,000円
- 据え置きセット 118,000円-128000円
ヴィコDB 120ポストなし
- 壁埋め込みセット 81,800円-91,800円
- スタンドセット 98,000円-10,8000円
- 据え置きセット 88,000円-98,000円
120サイズお手ごろです!120サイズが10万を切ってくるのは、他のエクステリアメーカーではLIXILの宅配ボックスKTだけ。値段は宅配ボックスKTの方が安いですが、VICOは機能充実、デザインも良い。買いだと思います!
全て定価、税別です。実際はこれより何割か安くなります。(お店による)
配達時
配達時の流れです。
01 内扉をあける
02 配達員が扉を開けて荷物を入れる
03 内扉ハンドルの横にあるレバーを上げながら扉を閉めて施錠
04 外扉裏側にある専用受領印を押す
荷物の取り出し
荷物を取り出す時の流れです。
01 シリンダー錠で解錠
02 荷物を取り出す
基本スペック
- 内寸 宅配60サイズ(w320H140D365 10kgまで)
- 内寸 宅配80サイズ(W320H258D365 10Kgまで)
- 内寸 宅配100サイズ(W320H415D365 20Kgまで)
- 内寸 宅配120サイズ(W320H530D365 20Kgまで)
- 全てのタイプに前入れ後ろ出し、前入れ前出しあり
- 専用印で捺印
- シリンダー錠
- カラー6種類
- 設置方法 壁埋め込み、スタンド、据え置き、機能門柱一体型(リフォーム対応)
- 電源不要
(この情報は2018年5月現在のものです)
公式HP:ユニソン VICO(ヴィコ)
ユニソンの宅配ボックス VICO(ヴィコ)まとめ
機能、デザイン、容量、価格と4拍子そろったVICO(ヴィコ)。すっきりしたデザイン、複数便受け取り、大型便受け取り、セキュリティ全てよく考えられたすごい商品です!
特に120サイズはコスパが良くて、宅急便ヘビーユーザーに激推しです!できたらスタンドタイプで2つ設置したい!
2018年6月の発売が楽しみですね。
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