こんにちは。
エクステリア&ガーデンデザイナー ふじさき かなこです。
この記事では私のデザインした外構プランをご紹介します。
外構デザインに悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
第1回目は「大人かわいい ナチュラルフレンチの家」をお届けします。
動画が良い方はこちらをご覧ください。
Contents
ナチュラルフレンチの家
「ナチュラルフレンチの家」とは、南フランスの田舎風住宅のこと。
三角屋根に洋瓦、塗り壁が特徴です。
20年くらい前に「プロヴァンス風」で大ブームになりましたが、最近のカフェブームでまた人気が再燃。
以前はヴィヴィッドなオレンジ色の瓦など鮮やかな印象でしたが、最近はもう少し落ち着いたアースカラー中心のほっこりかわいい雰囲気で、住宅デザインの定番になってきました。
ナチュラルフレンチの家に合わせる外構は、素朴さ、手作り感がキーワード。
塗り壁、角の取れたレンガ、木材など、ナチュラルさのある素材を組み合わせていくと上手くまとまります。
ファサード
”ファサード”とは家の正面の事。
家の印象を左右する大事な部分です。
ひとつずつご説明しますね。
門まわり
ナチュラルフレンチの家に定番の、曲線でカットした塗り門柱を入れました。
場所は玄関の前に置き、ドアを開けた時に中が丸見えにならないようにしています。
シンボルツリーはオリーブツリーを。
南フランスっぽい雰囲気を盛り上げます。
ポスト・宅配ボックス
ポストは丸い形状がかわいいセキスイデザインワークスのボビカーゴを。
今回は大人かわいいがテーマなので、真っ赤ではなくてボルドー色を選びました。
少し落ち着いた雰囲気になります。ポップにしたい方はレッドをチョイス。
このボビカーゴ、ポストだけでなく宅配ボックスが付いています。
宅配ボックスというとどうしても大きい箱が目立つ商品が多いのですが、このボビカーゴはかわいくまとまっていてかわいいですね。
アプローチ
アプローチの舗装には、不定形のクラシックレンガを。
こちらの商品はEXISLANDのクラシックレンガです。
不定形なので普通のレンガよりナチュラル感が強調されています。
フェンス
フェンスは田舎っぽい素朴さを出すため、枕木とアイアンでつくったものを。
植物との相性も抜群です。
ガーデンテラス
ガーデンには石貼りのテラスを設けました。
吐き出し窓の前には、部屋とフラットな高さで出入りできるウッドデッキを付けることが多いと思います。
フラットな高さのウッドデッキは出入りは楽でいいのですが、地面から50cmほど高くなってしまうため、目隠しが難しいというデメリットがあります。
今回は友達とワイワイBBQというよりは、家族で静かに過ごせる場所をつくりたかったので、あえて地面とフラットの石貼りテラスとしました。
目隠しフェンスでしっかり隠して落ち着いた空間となります。
またテラスの高さを低くする事で植物と近くなり、庭との一体感が出ています。
時と共に味わいを増す自然石
私は時と共に味わいを増す自然素材が好きなのですが、その中でも特に石が大好きです。
このプランで使った敷石は、自然石メーカーおしゃ楽のペンシルバニアペイビング。
色合いが素敵ですよね~。
積み石は、同じくおしゃ楽のカナディアン・グレイ・バサルト・ウォーリングです。
私は低く積み上げてワンポイントに使うのがお気に入りです。
暑い日差しをさえぎるオーニング
テラスを作っただけでは、暑くていられないので日よけもつけましょう。
今回はタカショーのスリムオーニングを使いました。
壁に直付けするタイプのオーニングです。
壁に後から手を加えると、建築会社さんによっては保証がなくなってしまう場合があります。
設置する時は、必ず建築会社さんに確認しましょう。
直付けできない場合は、柱を建てて自立される商品もありますので、そちらを選んでください。
目隠しフェンス
目隠しフェンスはF&Fのマイティウッドフェンスを、1.8mの高さで設置しました。
今回はオフホワイトのカラーを選んでいます。
このマイティウッドですが、カラー展開が豊富なのが特徴。
定番のブラウン、ホワイトのほか、大人っぽいグレー、オリーブ、ピンク、水色などかわいいカラーもそろっています。
どれも庭になじみやすいカラーなので、どれにするか迷ってしまいますね。
上から3段目と4段目だけを変えるなどのアレンジも可能。
アイデアが膨らみますね。
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