エクステリア&ガーデンデザイナーふじさき かなこです。
今回は発売されたばかりの、ユニソンの宅配ボックス「COLDIA(コルディア)」をレビューします。このコルディアは同じくユニソンから発売されているヴィコとそっくりなのですが、内扉がないことが最大の違いです。また、同じ宅配サイズで比べると少しだけヴィコより大きいつくりになっています。詳しくはレビューでみていきたいと思います。
宅配ボックスの選び方のポイントをこちらの記事にまとめています。まずはこちらからお読みください。
Contents
ユニソンの宅配ボックス「COLDIA(コルディア)」
コルディアは宅配ボックスでよくある宅配80サイズ、100サイズの2展開、ポスト一体型、宅配ボックスのみなど3パターンの組み合わせから選ぶことができます。
設置方法も多く用意されているので、ニーズに合わせてぴったりの組み合わせを見つけることができます。
組み合わせは3パターン
コルディアは受け取る荷物のサイズ、敷地の状況にあわせて3パターンから選ぶことができます。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
・コルディア80
大型ポストと小型の宅配ボックスがセットになっているタイプです。省スペースで設置できるところがポイント。門柱に埋め込んだり、ポールで建てたりするのに向いています。
宅配80サイズまでなので、あまり大きな荷物は入りません。小物中心の利用の方向けですね。
・コルディア100 ポスト有りタイプ
大型ポストと宅配100サイズの宅配ボックスがセットになっているタイプです。ユニソン同士で比べるとヴィコよりコルディアの方が少しだけ大きいです。
宅配ボックスはできるだけ大きい方が使い勝手が良いですから、ヴィコとコルディアならコルディアの方がこの点ではいいですね。
ヴィコ100サイズ W320H415D365
コルディア100サイズ W320H470D343
・コルディア100 ポストなしタイプ
郵便ポストがすでにあり、宅配ボックスを追加で設置したい方におすすめのタイプです。コルディア100ポスト有りタイプに比べてほんの少しだけ大きくなっています。
設置方法は4タイプ
他社と比べ設置方法が多いのもコルディアの魅力です。
設置方法は4種類。壁埋め込みとスタンド、据え置き、機能門柱組み込みが選べます。
まずは埋め込みタイプ。門塀にすっきりと埋め込むことができます。前入れ前出し、前入れ後ろ出し、両方選べるのも嬉しいところ!埋め込みタイプは前入れ後ろ出しタイプが主流なので、前入れ前出しも選択できるのはありがたいです。左開き、右開きも選ぶことができます。
スタンドタイプ。これはコルディア80のみの設置方法です。コルディア100には使えませんのでご注意ください。リフォーム対応品で後付けも可能です。
据え置きタイプ。これは100タイプのみの設置方法です。玄関の脇などに設置することができ、重たい荷物の出し入れが楽です。リフォーム対応品で後付けも可能です。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
機能門柱に組み込むタイプ。コルディアと組み合わせられるのは、コルディアラック、カーサDR450の機能門柱です。
コルディアの防犯システム
コルディアの印鑑は、扉の裏側に格納するシステムです。これだと印鑑の盗難やいたずらが心配ですが、コルディアには専用の宅配専用印が用意されています。
宅配の受領以外に用途がない印鑑なので、仮に盗まれても安心ですね。
(画像出展:ユニソン ガーデンエクステリア商品カタログ2018)
オプションで断熱ボックスを設置可能
宅配ボックスは外に設置しますよね。ですから真夏には内部の温度はかなり高いことが予想されます。化粧品や精密機器など、高温の状態で何時間も置いておくのは考えてしまう場合がありますよね。
そんな時に役立つのが断熱ボックス。ぴったり納まる専用の断熱ボックスが用意されています。(100サイズのみ)中に保冷材を入れて使用します。ただ、専用ボックスは定価9,800円(税別)と高価なので、市販の保冷ボックスを入れて使ってもいいと思います。
※クール便は受け取れません!あくまで、アツアツにならないように使用するボックスです。
コルディアの値段は?
それでは気になるお値段です。
コルディア80
- 壁埋め込みセット 103,600円
- スタンドセット 125,600円
コルディア100ポストあり
- 壁埋め込みセット 143,600円
- 据え置きセット 154,800円
コルディア100ポストなし
- 壁埋め込みセット 103,800円
- 据え置きセット 115,000円
全て定価、税別です。実際はこれより何割か安くなります。(お店による)コルディア100ポストありで比較すると、ヴィコの方がお徳です。(壁埋め込みセット111,800円~121,800円)ただし、コルディアの方がサイズが大きいので、価格を取るか、サイズを取るかという所でしょうか。
また「コルディア100ポストなし」を選ぶのであれば、ヴィコ120のポストなしが断然お徳です。ヴィコ120は10万切ってますからね!なぜ同じメーカー内で競合になるような商品を発売するのか謎です、ユニソンさん・・・。今度機会があったら営業の方に理由を聞いてみたいと思います。
配達時
配達時の流れです。
01 配達員が扉を開けて荷物を入れる
02 扉裏にある宅配専用印で受領印を捺印し、扉を閉める。
04 扉外側にあるレバーを下げて使用中にする。
荷物の取り出し
荷物を取り出す時の流れです。
01 ダイヤル錠、またはシリンダー錠で解錠。(ポストなし・後ろ出しはシリンダー錠のみ)
02 荷物を取り出す
基本スペック
- 内寸 コルディア80 宅配80サイズ(w320H235D343 10kgまで)
- 内寸 コルディア100ポストあり 宅配100サイズ(W320H470D343 20Kgまで)
- 内寸 コルディア100ポストなし 宅配100サイズ(W336H470D375 20Kgまで)
- 全てのタイプに前入れ後ろ出し、前入れ前出しあり
- 専用印で捺印
- ダイヤル錠、シリンダー錠併用(ポストなし・後ろ出しはシリンダー錠のみ)
- カラー5種類
- 設置方法 壁埋め込み、スタンド、据え置き、機能門柱一体型(リフォーム対応)
- 電源不要
(この情報は2018年6月現在のものです)
公式HP:ユニソン COLDIA(コルディア)
ユニソンの宅配ボックス COLDIA(コルディア)まとめ
よい商品なのですが、同じくユニソンから発表されているヴィコが良すぎたので、コルディアを選ぶ理由がわかりませんでした。敷地の広さの理由で、コルディア80を選ぶことはあるかもしれないけれど、他の面ではヴィコの方が良いと思います。
だって・・・
- リーズナブルさ ヴィコ > コルディア
- 内扉あり ヴィコ
- サイズ展開 ヴィコ > コルディア
- 複数受け取り ヴィコ
- 100サイズで比較した時の内寸 コルディア > ヴィコ
どう考えてもヴィコを選ぶのでは・・・。いろいろな宅配ボックスをレビューしていますが、ヴィコ・コルディア問題は一番の謎でした。
ヴィコについてはこちらをお読みください!!
【2018年宅配ボックス】ユニソンの「VICO(ヴィコ)」レビュー
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