小江戸「川越」で美味しいもの食べ歩き

古い町並みが魅力的で「小江戸」とも呼ばれる埼玉県川越市を訪れてきました。

歴史ある街歩きは楽しく、食べ物はどれも美味しかったです。東京から日帰りでも楽しめる街。こんなに楽しい所とは知りませんでした。

川越一番街で食べ歩き

川越は江戸時代に城下町として栄え、今でも風情ある街並みが魅力的な街です。一番街には蔵造りの重厚な建物が続き、年間観光客が610万人も訪れるそう。池袋から電車で30分ほどの立地で行きやすいのも魅力ですね。

人気の古い建物が続く一番街は歩くだけでも楽しいのですが、何と言っても食べ歩きが好きな人には天国です。

川越名物の鰻「深井屋」

川越の名物のひとつ「うなぎ」です。何件か鰻屋さんがあるのですが、どこも大行列でした。私たちは深井屋さんでいただきました。落ち着いた店内でいただく鰻はふっくらと柔らかくて絶品。

この写真は並重なのですが、鰻がしっかり乗っていてかなりお腹いっぱいに。これから食べ歩くことを考えると、もう少し小盛のうな丼でも良かった気がします。でも本当においしかった!

リンク:深井屋ホームページ

地ビール「COEDO」

一番街をお散歩する時、お酒好きな人なら素通りできないのが地ビール「COEDO」のテイクアウト。ちょうど一杯飲み終わると次のテイクアウトのお店が現れ、いくらでも飲み続けられます(汗)

最安値は「時の鐘」の斜め向かいにある舛屋酒店さんの370円。お代わりの場合は350円です。こちらで販売されていたベーコンも絶品でした。

カフェエレバートではすべての種類のCOEDOが飲めるそう。店内は雰囲気があって、一度ゆっくり飲みにいきたいお店です。

リンク:枡谷酒店食べログ

リンク:カフェエレバート

おせんべい焼き体験

一番街の奥に、菓子屋横丁という駄菓子のお店が集まった通りがあります。レトロな雰囲気に大人も子供も楽しめる事間違いなし。

ここではオープンしたばかりの「十人十色」さんでおせんべい焼き体験をしてきました。3枚で500円です。

丸く大きく膨らませるのは難しくて、大人も真剣になってしまいます。写真ちょっと焦げてますね……。お子さんは絶対楽しめると思うのでお勧めですよ。

リンク:菓子屋横丁ホームページ

玉力製菓のてづくり飴

玉力製菓のてづくり飴。いろいろな形や味の飴がたくさん並べられていて目移りしてしまいます。こちらのお店、すべての飴をお店で手作りしているそうです。歴史を感じる店内で、飴づくりの作業を見ることができます。懐かしの金太郎飴もありました。

ひとつひとつ表情が違う金太郎飴

こちらのサイトで通販もやっているようです。

リンク:玉力製菓ホームページ

まだまだご紹介したい食べ物屋さんがたくさんあったのですが、食べ物はこのくらいにしてお宿の紹介です。

古民家宿「ちゃぶだい」

一番街から5分ほど歩いたところにある古民家ゲストハウス「ちゃぶだい」さんに宿泊しました。2019年にオープンしたばかりの新しい?古民家宿です。

古い建物をおしゃれにリノベーションして、とても居心地の良い空間でした。おばあちゃんの家に遊びに来たみたいに、ゆっくりとした時間を過ごすことができます。カフェバーが併設されているので、宿泊しなくても利用できます。お料理やお酒はどれもおいしいので、ぜひ一番街まで行ったらちゃぶだいにも足を伸ばしてみることをお勧めしますよ。

風情のあるエントランス

味のある金庫や引き出しが

美味しそうなマフィンやサンドイッチ

中庭もあります。おばあちゃんの家に遊びにきたみたい

夜はゆっくりバーでリラックス

古い建物ならではの、急な階段やレトロな洗面台に娘は大興奮でした。スタッフのみなさんはとてもフレンドリー。夜はほかの宿泊者の方と一緒に一杯。楽しいひとときでした。ぜひまた行きたいお宿です。

そしてちょうど、中庭にオープンした眼鏡工房のお披露目会もやっていました。すべてオーダーメイドの眼鏡屋さんです。個性的でかけごこちの良い眼鏡が欲しい方にはお勧めですよ。いくつか試着させていただきましたが、パンチの効いた形や色なのに不思議と派手すぎないのは面白いなと思いました。

リンク:ちゃぶだいホームページ

リンク:澤口眼鏡舎ホームページ

朝ごはんは「HILL PINE’S ESPRESSO」

ちゃぶだいさんは素泊まりのお宿なので、朝ごはんには近くのコーヒースタンドにモーニングを食べに。「HILL PINE’S ESPRESSO」さんです。こちらはコーヒーもサンドイッチも絶品でした!

サンドイッチはシンプルにフランスパンにチーズとハムを挟んだものなのですが、これが一口食べて「!!」となるおいしさ。マスターこだわりの輸入ハムとチーズ、そしてオリーブオイル。オリーブオイルはアマゾンで購入できるとのことだったので、教えていただいてその場でポチりました。

そんなに美味しいなんて、どこのオリーブオイル?それはぜひ直接マスターに聞きに行ってみてください。

リンク:HILL PINE’S ESPRESSO

旅の目的地は「角屋酒店さん店内のお米直売」

実はこの旅の目的は川越観光ではなく、お米の直売に行くことでした。

ある勉強会で知り合った新潟のお米屋さん「まごころ村」。まごころ村では農薬をできるだけ使わず、安心して食べられるお米を育てています。その一生懸命な姿勢にとても共感し、ファンになりました。お米は毎日食べるもの。どうせだったら顔の見えるお米を買いたい、そんな思いで購入するようになりました。そして安全なだけではなく、本当に美味しいのもリピートの理由です。冷めても味がしっかりしていて甘いので、お弁当やおむすびにぴったりです。

直売の様子 お米以外もたくさん商品があります。

お目当てのお米たち

子供が好きなゆかり。お湯に浮かべていただきます。

まごころ村では月に一度、川越の「角屋酒店」さん店内で直売を行っています。我が家は普段は通販ですが、今回は川越観光と絡めて直売に伺いました。

というのも、角屋酒店さんがまたとても面白い酒屋さんなんです。店主こだわりの自然派ワインの品ぞろえは素晴らしく、東京で買えないワインもたくさんあるとか。宿泊した「ちゃぶだい」さんでも角屋さんからお酒や飲み物を仕入れていると聞きました。店内では試飲やこだわりのおつまみを食べることができます。それもまた楽しみのひとつなんです。

日本酒とワインをいただきました

川越一番街から角屋酒店さんまでは、タクシーに乗って10分ほどで行くことができます。一番街を観光して、角屋酒店さんに行きお酒を飲んで、お米を買って帰るコースがおすすめです。

リンク:まごころ村ホームページ

リンク:角屋酒店Facebook

川越旅行まとめ

たまたま「まごころ村」に出会ったことから、角屋酒店へ、そして川越観光からちゃぶだいへ。美味しくて面白そうな事をたどって行ったらこんな旅行になりました。次はどんな出会いがあるのか楽しみです。

川越は楽しい。また訪れたい街でした。